「まずは強い経済を取り戻す」 安倍首相が年頭所感
安倍晋三首相は1日付で年頭所感を発表した。「安倍政権に課せられた使命は、まずは『強い経済』を取り戻していくこと」だと強調。夏の参院選に向けて、景気対策に最優先で取り組む考えを示した。
首相は「3年余りで失われた政治への信頼を取り戻す」として、民主党政権の方針からの転換を宣言。そのため「実現不可能な空虚な言葉はいらない。何より大切なのはスピード感と実行力だ」と、実績を積み上げていく決意を表明した。
現状については「遅れる復興、長引くデフレ、我が国固有の領土・主権に対する挑戦」により、日本は危機的状況に置かれていると指摘。そのうえで「こうした危機を突破し、経済、教育、外交を着実に立て直し、暮らしの安心を取り戻していく」ことを内閣の使命とした。
外交・安全保障では「戦略的な外交を大胆に展開する」として、日米同盟の強化を目指すとともに、中韓両国を念頭に近隣諸国との関係を立て直す方針。一方、領土問題に対応するため、離島などの警戒・警備の強化を進める考えも示した。
また、社会保障制度改革では「自民、公明、民主の『3党合意』に基づき、社会保障・税一体改革を継続する」と、3党合意を守る意向を改めて表明した。朝日新聞社【関連記事】 首相動静―12月31日 ゴラン高原PKO隊員が帰国 情勢悪化を理由に撤収 中小企業支援へ新機構 政府、来年4月創設を検討 安倍首相、原発新設に含み 「福島と全然違うもの」
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