レアルのモウリーニョ監督、冬の補強はせず 「カカも出ていかないだろう」
レアル・マドリー(スペイン)のジョゼ・モウリーニョ監督は現地時間21日(以下現地時間)、今冬の移籍市場で選手を獲得する予定はないと明かした。また、退団が噂され続けているMFカカについても「出ていかないだろう」とコメントした。ロイター通信が報じている。
昨季モウリーニョ体制2年目で宿敵バルセロナを抑えて国内リーグを制したレアルだが、今季は開幕スタートに失敗。16日の試合でも下位に低迷するエスパニョールと引き分け、16試合を終えて首位バルサに13ポイントのリードを許している。
この試合後、モウリーニョ監督は国内リーグ連覇について「実質的に不可能」と白旗宣言。今後はチャンピオンズリーグや国王杯(コパ・デル・レイ)に重点を置くことを示唆していた。
そんななか、国内リーグ・マラガ戦の前日会見に臨んだモウリーニョ監督は、間もなく開く冬の移籍市場について「1月は何も動かない予定だ」とコメント。特に補強は行なわないと話し、ロサンゼルス・ギャラクシー(アメリカ)などへの移籍が噂されるカカについても「出ていかないと思う。彼が残ってくれれば、チームとしてはうれしい」と、同選手を放出する予定もないと述べた。
同監督はまた、バルサや2位アトレティコ・マドリーとの差が開いていることについては考えても仕方がないと話し、「唯一の解決策は、勝とうという気持ちを持って毎試合を戦い、改善していくことだ」「全員がモチベーションを取り戻す必要がある。チームとして戦っていくなかで互いに助け合い、向上を目指すべきだ」とコメント。「はっきりと言うが、我々はここ数カ月の成績に満足していない。すべておいて改善が必要だ」と続けていた。
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